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分解
仕上げ作業は、まず、分解することから始まります。中身の機械はもちろんのこと、ガラスから パッキン類ベゼルなど外せる ものは可能な限り全て外します。つまり時計の構造自体を知ってい なければ仕上げをすることは出来ないのです。
ブレスレットのネジや裏側のネジ止め式フタなどは容易にゆるまないように作られています。 決して無理やり緩めてはいけません。なぜならば、ネジ頭やネジ山がつぶれたり、最悪折れた りするからです。こうなるとネジを抜き取らないとなりませんが、この作業は非常に大変な作業 なのです。職人はこの辺をわきまえていますので決してネジを壊すことはありません。緩まない 原因を知っていれば対処方法もわかるのです。仕上職人は修理の職人と連携して仕事を進めます。 仕上げは総合的に対応出来ることが求められます。
分解工程では、まず裏蓋を開け機械を取り出します。次にベゼルやガラス、リューズ取り付けチューブ、プッシュボタンなど取り外せるものは外します。分解完了したものは専用ケースに入れ仕上げ工程に進みます。

下地処理
引っかきキズ、擦りキズを消します。ポリッシュ前の下地処理が最終仕上がり状態を左右するので非常に重要な工程です。

研磨
下地処理が終わると、全体の研磨を行います。この研磨によって光沢面は光を増して鏡面のように輝きます。次にヘアライン・サテン仕上げを行いますが、その前に光沢面へのマスキングを施します。

洗浄
研磨すると鏡面の様に輝きますが研磨剤のカスなどが残りますので、せっかく仕上げた面にキズが付かないよう非接触の超音波やスチーム洗浄機を使い洗浄します、十分乾燥させ完了です。

仕上げ
バフ機によって鏡面に仕上げています。経験とセンスによって出来上がりに差がでます。職人の腕の見せ所です。裏ブタには同心円の筋目がついていますが、旋盤によって筋目をつけることが出来ます。場合によってはケースそのものを取り付けて仕上げる場合もあります。

<<キズ消しの為の道具類です。
非常に多くの種類がありますが、
キズの状態や形状に合わせて
使い分けています。


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